NROWとNCOLを使えばベクトルのサイズも取得できる

市販の本や色々なサンプルコードで行列のサイズを取得するためにはnrow,ncolを使っているものが多いが、この2つの関数はベクトルに適用する事が出来ないわけですわ。

> x <- 1:10
> nrow(x)
NULL
> ncol(x)
NULL

しかし、同名で全て大文字にした関数NROW,NCOLを使えばベクトル(縦ベクトルとして)のサイズを取得できるってことがわかった。

> NROW(x)
[1] 10
> NCOL(x)
[1] 1

もちろん行列に対しては同様に動作してくれる。

> x <- matrix(1:4,2)
> NROW(x)
[1] 2
> NCOL(x)
[1] 2
> nrow(x)
[1] 2
> ncol(x)
[1] 2