2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

レプリカ交換モンテカルロ法(パラレル・テンパリング)による混合ガウス分布に従う乱数の生成

マルコフ連鎖モンテカルロ法(メトロポリス法)による混合ガウス分布に従う乱数の生成 - My Life as a Mock Quant でやった内容の欠点とそれを補うためにもうちょっと高尚な手法である拡張アンサンブル法の1つ「レプリカ交換モンテカルロ法」を用いてやりま…

マルコフ連鎖モンテカルロ法(メトロポリス法)による混合ガウス分布に従う乱数の生成

平均(1,1),(-1,-1)となるような2つのガウシアンを3:7の割合で混ぜ合わせた2次元混合ガウス分布に従う乱数をマルコフ連鎖モンテカルロ法の1つであるメトロポリス法で生成するコードを書いた。 実行すると↓のように混合比率から若干(-1,-1)のガウシアンの方…

モンテカルロ法で条件付期待値計算をする際の試行錯誤−2(Rao-Blackwellization法(条件付きモンテカルロ法))

問題設定 以前試行錯誤した内容 モンテカルロ法で条件付期待値計算をする際の試行錯誤−1 - My Life as a Mock Quant の続き。R言語の書籍「Rによるモンテカルロ法入門」 の4.6「Rao-Blackwellization法と脱条件化」をよく読んでみると私が抱えている問題に…

rbinomのprob引数は複数評価してくれるっぽい

R

以下の二つの書き方は等価っぽい。 x <- rbinom(900, 10, prob = seq(0.001, 0.9, 0.001)) y <- sapply(seq(0.001, 0.9, 0.001), function(x) rbinom(1, 10, prob = x)) 実際、平均と分散はほぼ一致。 > c(mean(x), sd(x)) [1] 4.524444 2.976449 > c(mean(y…

俺なりの事後分布からのサンプリング

事後分布からのサンプリングを、ブートストラップを駆使して「俺なりのやり方☆2012」でやってみましたという話です。 このやり方の手法名とかこの手の話に詳しい書籍等ご存じな親切な方がいらっしゃいましたらTwitter: @teramonagiまたはコメント欄でご連絡…

EMアルゴリズムによる混合分布のパラメーター推定の解析計算&実装例 from 「Rによるモンテカルロ法入門」

問題設定 R言語の書籍「Rによるモンテカルロ法入門」 のEMアルゴリズムに関連した「練習問題5.14」をpthonの練習がてらEMアルゴリズム構築までの数式もメモりながら解いてみたというお話。問題設定としては という混合分布(分布から確率、分布から確率でサン…